Tuesday, July 26, 2011

ARM2011報告 5月16~21日

こんにちは。東です。テスト中ですがそんなことはさておきARMの報告をしたいと思います。
IFSAの第二回アジア地域会議、通称ARMが無事、各方面への会計報告も含め終了いたしました。

助成金を提供してくださった各団体の皆様、後援してくださった皆様、今回少しでもご協力してくださった全ての皆様、本当にありがとうございました!!
なんと今回のイベントは京都大学のHPにも掲載され
また大学の環境報告書にも載せて頂けることになりました。
自分たちが0から企画しつくりあげたイベントをとりあげていただけ、メンバー一同とても喜んでおります(*^_^*)

URLはこちらです。
イベントの内容や写真などが掲載されています。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2011/110521_2.htm

今回の開催成功によって、
国境を越えた学生同士の情報共有および文化交流
日本の林業や森林の実態を知ってもらう
プレゼンテーションやワークショップを通して知識を深める
などの主な目標は達成できたと自負しています。

助成金集め、広報、食事や宿泊管理、visa手配、全日程分の英語資料づくりなどなど…
正直大変でした。

開催直前および開催中にはスタッフの睡眠時間の短さは限界を突破していましたが
最後の参加者アンケートで高い評価をいただけ、がんばったかいがあったと感じています!
開催してよかった!
このブログでは京都LCからの参加者兼スタッフであった私の主観で紹介します。ほぼ日記です。

15日(前日)
イランとフィリピンからの参加者を迎えに行く係をやりとげました。フィリピンからの参加者のvisaが間に会っていて安心しました。情報が錯綜して途中で京都にたどりつけるのか心配になったこともありましたが無事に宿まで送り届けることができました。

16日、17日
オープニングセレモニー後、芦生研究林で実際に日本の森林を知ってもらうプログラム。先生方のスピーチやプレゼン(もちろん英語)は非常に素晴らしい内容で、勉強になりました。芦生の山の中には雪が残っている部分もあり、東南アジアからやってきた雪をみた事のない参加者が大興奮していて、こちらまで楽しい気分でした。また、この二日間で、日本には山地が多いが急峻な山が多いということを理解してもらえたかなあと思います。参加者全員からのプレゼンに対しては、随所で活発な議論が行われました。ちなみに私は前にたって英語でプレゼンしているとき緊張しすぎてちょっと手が震えてました(笑)

18日
北山林業を見学しました。中田さんが実際に木にのぼった様子をみて「ninja!」と言っていた参加者が印象的でした。磨き丸太の美しさもよく伝わったようでした。夜はカンフォーラで懇親会を開き、京都大学から参加者にcertification(プログラムに参加した証明書のようなものです)が送られました。

19日
伝統的木造建築に触れた一日でした。一般公開されていない清風荘の茶室を見学した後、奈良の木造建築を訪問しました。
普段は入ることのできない工事中の興福寺中金堂の見学、また東大寺拝観を通して、日本の伝統的な巨大木造建築のことをよく知ってもらえたと思います。夜にはインターナショナルナイトという交流会を開きました。この交流会には各国の食べ物を持ちこみ各国の踊りやゲームなどを披露します。みんなで食べて踊って楽しい時間をすごしました。



20日
吉野林業地の見学でした。吉野の山は今回実際に立ち入る場所の中では一番急でありましたが、昨年韓国で行われたIFSSというIFSAの世界会合ではもっと急なところを登ったそうで、みんなすいすい登っていました。吉野の山で杉を見上げながら興味深い説明を聞くことができました。また、ワークショップでは今後のアジアでのIFSAの発展に必要なことを話し合いました。

21日
クロージングセレモニー
表彰の後、みんなで大きな鶴と小さな鶴にメッセージをかいて折りました。以外にも海外からの参加者もすらすら折れていました。小さな鶴は最後に交換して記念に持って帰ってもらいました。ちなみにわたしはイラン人のトゥランのものがあたりました。解散後は希望者(ほぼ全員)で京都観光へ。私はショッピング希望者を案内しましたが、人が溢れている土曜日の四条の繁華街で外国の方たちを連れまわすのは想像を絶するしんどさでした。今となってはいい思い出ですが。

そんなこんなでARMは期間中滞りもなく順調に進み、成功に終わりました♪

今日本では、新たに北海道にIFSAが設立され、名古屋でも設立の動きが起こっています。
名古屋での設立は、このARMがきっかけとなったようで嬉しい限りです。

これをうけて、京都のIFSAもますます精力的に活動したいところです。
今回のイベントで見えた課題は
平均英語力向上の必要性ですね。がんばりましょう!