こんにちは。もう入試も目前です、春が近づいてきましたね。新しい季節が待ち遠しい!東です。
テストも終わった先日2月11日に、滋賀県針江地区を訪ねてきました。
針江地区には日本でも珍しい水の文化があります。 比良山系に降った雪、雨が伏流水となり各家庭から非常に綺麗な水が湧き出ています。現在でも、人々はこの自噴する清らかな水を飲料や炊事と言った日常生活に利用しています。このシステムは川端(かばた)と呼ばれています。
非常に寒く集合時点で雪が降っており人数少なめでの訪問となりましたが、2回生はまさかの全出席でした。ありがとうございました(笑)
ぐだぐだしながらも電車で針江地区へと向かい、まずはお昼ご飯を兼ねて琵琶湖沿いの風車村へ。
みんなで餌をあげました。
そしてその後は、閑静な街並みを通り抜けつつ針江地区に向かいました。家々の間をぬって本当にたくさんの水路があり、きれいな水が流れていました。
無料・予約なしでオッケーの酒蔵見学にも参加してみました。水が140年前から絶えることなく湧き続けているそうです。試しに飲んでみるととてもまろやかでした。この地域の豊かな湧水に支えられたお酒造りについていろいろな説明を聞かせていただいた上、なんとおいしい日本酒の試飲まで!いい水からできるいいお酒を飲んで、水と生活のつながりについて考えさせられました。森林管理と水資源は深くつながっているので、今度はこういうテーマで勉強会を開いてみるのもいいかもしれませんね。
川端についてのお話も聞くことができました。家庭内では湧水を、飲み水として使う→洗い物など→魚が汚れを食べる→きれいになった水が流れていく、という順序で使用しているそうです。使いっぱなしではなくきれいな状態に戻すというのがエコですね。水とのこういった共存が地域の方々の意識によって今も続けられている様子は、比較的都会育ちの私にとってはとても新鮮かつ魅力的で、思わず自分のライフスタイルについて考えてしまいました。
勉強になるお話を伺えてよかったです♪ありがとうございました。